vol.1
アジア編その1
ITコンサルティング会社 代表
関根 達記(主な活躍場所:台湾)
子供の頃から海外に関心があり、大学を卒業してボランティア活動をするために海外へ出る。
その後IT関係の仕事をしながらアメリカ・香港・台湾などに住み、現在は台湾で会社を経営している。コンサルティングという仕事を通して日本人の強みが調整能力である点に気づいた事を述べている。
ホテル営業マーケティング部長
清水 由美(主な活躍場所:ベトナム)
日本で保育士の仕事をしていたが、海外への憧れがあり転職をして海外でホテルの仕事に就く。会議などで英語が通じず苦労したエピソードがある。ホテル業界で働き海外の人々が日本流の「おもてなし」に対して高い評価をしていることに気づく。世界で活躍するには日本を知り、日本について説明できるようになることの重要性を語る。
東洋大学バイオ・ナノエレクトロニクスセンター センター長
前川 透(主な活躍場所:日本)
子供の頃からアインシュタインに興味があり化学研究を目指す。バイオ・ナノという10億分の一という世界の最先端の研究を日本国内で行っている。運営しているセンターには世界各国から研究者が集まり、海外の著名な大学との共同研究も盛んである。日本国内でありながら非常に国際的な環境である。
ともだち幼稚園 保育士
五十嵐 真弓(主な活躍場所:ベトナム)
子供の頃、海外の友達と文通をしたことから海外に関心を持つ。海外と関わりのある保育の専門学校で学び、卒業後は様々な国の日本人対象の幼稚園で勤務。外国人スタッフとの協業における工夫や海外の文化の違いを越えて子供を育てること等を語る。海外に出て日本での生活を振り返り、家族への感謝の気持ちを抱いたと述べている。
Pizza店マネージャー
益子 早苗(主な活躍場所:ベトナム)
日本で企業に就職した後、同僚であった夫がベトナムで起業。専業主婦としてベトナムに渡った後に夫の経営するピザ店の店主となる。現地スタッフへの教育に情熱を注いでおり「日本流のきめ細やかなサービス」を現地に広めている。海外に出て周りの常識にとらわれない自由を感じており併せて自己責任の大切さも感じている。
スペシャリティコーヒー店経営
三上 出(主な活躍場所:台湾)
日本で商社勤めをしていたが、台湾人である妻と出会い台湾に移住することを考える。商社時代に行ったコーヒー豆の輸入業務経験を基に台湾で初の高級コーヒー店の開店を志す。海外に出たことで日本人の特性に気づいたと語り、日本人は周りに影響されがちであるため自分がどのように生きたいかを主張する重要性を述べている。
ランドスケープデザイナー
柳原 博史(主な活躍場所:中国)
都市開発中の住宅地に育ち、学生時代はグラフィックデザインを学ぶ。大学時代のアルバイトがきっかけでランドスケープデザイン(環境デザイン)に関わり、その職に就く。幼い頃に父親と庭の植物の世話をしたことが現在の様々な植物との関わりに影響を与えている。中国での大規模な都市開発などの環境デザインを手掛けている。
フランス語通訳・翻訳/コーディネーター
大庭 淑子 パスカル(主な活躍場所:日本)
父親が日本人、母親がベルギー人という家庭に育つ。フランス語と日本語を話すことができたにもかかわらず、自信を持てない青春時代を過ごす。全く言葉の通じないイタリア旅行をした際にコミュニケーションの面白さに開眼し2か国語が話せる自分の能力を使ってみようと通訳・翻訳の仕事に就く。国の違いや文化の違いの橋渡しを行うことにやりがいを感じている。
IT企業C.E.O.
崎山 昌広(主な活躍場所:ベトナム)
日本国内で営業としてキャリアを積んだ後、ある出会いをきっかけにIT企業のベトナム現地法人社長となる。
国の違いにより異なる働き方などに戸惑いながらも夢を持って働く真面目なベトナム人スタッフから大きなパワーをもらっている。海外で働く意義についても詳しく語っている。
服飾雑貨店 店主
鈴木 真由(主な活躍場所:ベトナム)
学生時代に知り合ったベトナム人の友人からの情報をきっかけにベトナムに興味を持つ。日本ではカフェで勤務をするなど経験を積んだ後、憧れの地へ単身で渡る。モノ作りが大好きで自分の構想をベトナム人の職人が制作するという仕組みを作り上げ雑貨店を開く。夢を持ち続けることにより夢は実現すると語る。